北極海の海水面積が過去2番目に – NASA発表

Edited from NASA Global Climate Change
Translated by Takeshi Inagawa

 米航空宇宙局(NASA)[1]によると北極海の海水面積が1970年代後半の観測以来、2番目に小さかったことが分かった。NASAとコロラド大学ボルダー校にある国立雪氷データセンター(NSIDC)の衛星データ解析では、今月15日には3.74百万平方キロメートルとなることが示された。気候と北極海の海水はお互いに影響しあっており、地球温暖化の悪化が心配される。

 過去20年間、夏に北極海の海水面積が急激に減少してきており、観測史上最小面積は2012年に記録された。2020年は春にシベリアの熱波や森林火災の影響で気温が高く、北極海の海水が解け始める時期が早かった。NSIDCディレクターのMark Serreze教授によると、太陽光を反射する海水が減少すると、海水が熱を吸収、水温が上昇しやすくなりさらに海水が解けるという。


脚注:
1. https://climate.nasa.gov/news/3023/2020-arctic-sea-ice-minimum-at-second-lowest-on-record/